コロナ禍で特に注目されるようになった結婚式保険(ブライダル保険)。
実際、アクシデントが発生するかわからないものに対して「保険をかける意味があるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、「結婚式保険のデメリット」について解説します。
特に、これから結婚式を行う方や、結婚式保険の加入を悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
結婚式保険のデメリット
結婚式保険には、次のようなデメリットがあります。
1)保険料が高い
結婚式保険は、「イベント保険」の一種です。通常のイベント保険に比べ、保険料が高めに設定されています。その上、掛け捨ての保険のため、少々もったいなさを感じる方も多いです。
2)保険を使わない可能性が高い
結婚式保険は、多くの場合保険を使用しない可能性が高いです。なぜなら、突然のアクシデントに備えた保険ですので、アクシデントが起こらない限り使用することがないからです。
3)必要な補償がない場合がある
結婚式保険は、結婚式の際に想定される不慮の事故や突然のアクシデントに対する補償です。しかし、その内容によっては、必要な補償が提供されない場合があります。加入前に補償内容の確認をしておきましょう。
4)手続きが煩雑
結婚式保険の申し込みや請求手続きは、煩雑で時間がかかることがあります。また、保険会社によっては、請求が承認されるまでに時間がかかることがあるため、加入前によく調べておきましょう。
以上のような理由から、結婚式保険にはデメリットもあるため、保険に加入するかどうかは慎重に検討する必要があります。必要な補償が提供されているか、保険料が予算内に収まるか、手続きが煩雑でないかなど、各社の保険内容を比較検討し、慎重に決めることが大切です。
次に、「結婚式保険に入っていて良かった」「結婚式保険をオススメしたい」といったみなさんの声をご紹介します。
結婚式保険について 〜みなさんの声〜
■父が亡くなり、落ち着いた後に叔父が亡くなりで散々な日々でした
ということで8月の結婚式も中止。結婚式保険入ってたおかげでキャンセル料は自己負担なしで決着
■結婚式保険入っていたおかげで式場に払ったお金は全額返ってくるらしい。ありがたい。
■これから結婚式を挙げる方にオススメしたい結婚式の保険。私が昨年挙げた時は、台風19号で影響が出た方が。今回はコロナと…何があるか分からないから、延期やキャンセルで大金を払う危険があるのでオススメしたい。
■台風で結婚式中止はお気の毒😂💧
うちも結婚式を予約したときは、当日インフルエンザにかかったり災害等の不測の事態で結婚式が出来なくなってしまうことも想定して結婚式保険に入ったよ😅😅数万円で数百万円ものキャンセル料払うの免れるなら安いもん💦💦本当に結婚式保険は入るべきよー😣!!!
■台風の結婚式キャンセル問題
式場側の強硬な姿勢を見ると、結婚式保険に入っておいた方が無難。キャンセル要因は天候以外にも、身内の不幸、インフルエンザなど年収ぐらいの費用を1日で使って出たとこ勝負は精神衛生上よくない。自分の身は自分で守ろう。
これらのコメントにもありますように、不測の事態は誰にも予測できず、いつ自分の身に降りかかるかわかりません。場合によっては、年収に近いキャンセル料が発生する場合があります。やはり「自分の身は自分で守る」ことが大切ですね。
次に、各社サービスの詳細を見ていきましょう。結婚式保険への加入を悩んでいる方の参考になれば幸いです。
※各種ブライダル保険会社によって補償内容は適時、変更されるため、加入前にはご自身で最新の情報をよく確認してください。
結婚式総合保険「佳き日のために」
「佳き日のために」は、8万組以上が利用した結婚式総合保険です。
あそしあ少額短期保険がつくったもので、日本で最初の結婚式保険と言われています。
掛け金によって補償額が変わる3つの保険プランがあり、それぞれの状況に合わせた保険が選べるのも魅力です。
挙式の延期、キャンセル両方に対応しており、挙式前と挙式当日の両方が補償対象となるのが特徴です。特に、災害時の対応として、警報発令のみで補償してくれるのは、参列者への配慮が感じられ、安心感があります。
サービス名 | 保険料 | 補償額 | 利用者数 | クレカ払い | 契約期日 | コロナ対応 |
佳き日のために | 1.6万円~ | 150万円〜 | 約8万組 | ○ | 挙式45日前 | ○ |
▼「佳き日のために」の補償内容・保険料はこちら
https://bridal-hikaku.com/custom/bridal-hoken-compensation/
ブライダル総合保険「Happy Wedding」
「Happy Wedding」は、結婚式場アニヴェルセルなどを運営するAOKIグループのブライダル保険です。
新郎・新婦の肉親に不幸があった際の中止費用については、親・子・兄弟姉妹までを対象にする保険が多いなか、祖父母の方まで対象にするオプション(ワイドプラン)を付けられるのが特徴です。
サービス名 | 保険料 | 補償額 | 利用者数 | クレカ払い | 契約期日 | コロナ対応 |
Happy Wedding | 1.3万円~ | 150万円〜 | 不明 | ○ | 挙式31日前 | ○ |
▼「Happy Wedding」料金等の詳細はこちらから
https://bridal-hikaku.com/custom/bridal-hoken-compensation/
花嫁のお守り
インターネット及び全国のゼクシィ保険ショップにて取り扱い。
保険の加入はゼクシィが受け付けますが、保険商品はあそしあ少額短期保険と損保ジャパンが提供しています。
挙式までの期間と挙式当日に加え、別サービスで傷害総合保険もあり、ハネムーンや新生活のアクシデントにも対応してくれます。
サービス名 | 保険料 | 補償額 | 利用者数 | クレカ払い | 契約期日 | コロナ対応 |
花嫁のお守り | 1.6万円~ | 150万円〜 | 約7万組 | ○ | 挙式45日前 | ○ |
▼「花嫁のお守り」料金等の詳細はこちらから
https://bridal-hikaku.com/custom/bridal-hoken-compensation/
まとめ
予測できないアクシデントは、結婚式に限らずどのイベントにも付きものです。
1万5,000円前後から加入することができますが、どの保険会社も掛け捨ての保険になります。
保険を利用しなかったという声がある反面、「結婚式保険に加入していてよかった」「安心して結婚式をするとこができた」といった口コミを多く見ることができます。
保険料を高いとみるか低いとみるかはそれぞれの価値観ですが、結婚式は一生に一度の大切なイベントのために備えておくと安心です。
各社それぞれ条件や補償内容、期間、対象式場などの要件が異なります。ご自身の環境や希望に合ったものをお選びくださいね。
また、本記事の内容は執筆時点のものです。最新情報は、各保険会社のサービスサイトをご確認ください!