結婚式保険はどこまで補償してくれる?補償対象は?保険金は?

結婚式に関するトラブルで発生した損害を補償してくれる結婚式保険(ブライダル保険)。

コロナ禍などで、結婚式が予定通り執り行えないことも増え、結婚式の中止費用を補償してくれる結婚式保険(ブライダル保険)の存在も知られてきたようです。しかし、車を買った時に入る車両保険や住宅購入時の火災保険に比べて「たった1日のイベントにわざわざ保険をかける」というのは、イメージしにくい人も少なくないようです。

しかし、結婚式保険(ブライダル保険)があれば、もしもの時に安心なのは間違いありません。さらに、この保険が活躍するのは挙式当日のトラブルだけではありません。新郎新婦の怪我や入院など、挙式準備期間に起きたトラブルも補償してくれるのです。

今回の記事では、
「結婚式保険(ブライダル保険)は、どこまで補償してくれるのか」をご紹介します。
補償内容に加え、保険料・補償額までまとめているので、加入する結婚式保険を悩んでいる方の参考になれば幸いです。

※各種ブライダル保険会社のサービスサイトを、よく確認をしてから加入してください。

 

結婚式総合保険「佳き日のために」


「佳き日のために」は、8万組が利用した結婚式総合保険です。
あそしあ少額短期保険がつくったもので、日本で最初の結婚式保険と言われています。
掛け金によって補償額が変わる3つの保険プランがあり、それぞれの状況に合わせた保険が選べるのも魅力です。

また、保険以外にもより良い結婚式のための情報メディアも運営しており、新郎新婦のサポートに力を入れていることがわかります。

「佳き日のために」補償対象
「佳き日のために」が補償してくれるのは、以下のものです。

①式前のアクシデント
・身内やご本人の不幸
・身内やご本人の7日以上の継続入院
・式当日の入院、医師による待機指示
・地震・台風・火事などの災害
・大雨・大雪などの特別警報

災害時の対応として、100万円相当以上の損害が条件とされる保険が多い中、
「警報発令」のみで補償してくれるのは、手厚く安心感がありますね!

②挙式当日のアクシデント
・式場の設備・備品を破損、汚損したときの補償
・貸衣装を破損したときの補償
・式の開催中、招待客が救急搬送された時の補償
・式の後、当日中に新郎または新婦が入院したときの補償

式が終わった後のアクシデントまでカバーしてくれます。

保険料と補償限度額
「佳き日のために」には、3つのプランが用意されています。

・すごく安心な結婚式
保険料  5.6万円
キャンセル補償限度額 850万円

・とっても安心な結婚式
保険料 3.6万円
キャンセル補償限度額 500万円

・ひとまず安心な結婚式
保険料 1.6万円
キャンセル補償限度額 150万円

また、これらの金額に加え、全プラン共通で
結婚式中止費用保険金、挙式当日補償金などがあります。

詳細は、「佳き日のために」サービスサイトをご覧ください!

▼当メディアでも「佳き日のために」を取り上げています。
https://bridal-hikaku.com/for-a-good-day/

 

ブライダル総合保険「Happy Wedding」


「Happy Wedding」は、結婚式場アニヴェルセルなどを運営するAOKIグループのブライダル保険です。

新郎・新婦の肉親に不幸があった際の中止費用については、親・子・兄弟姉妹までを対象にする保険が多いなか、祖父母の方まで対象にするオプション(ワイドプラン)を付けられるのが特徴です。

「Happy Wedding」補償対象
「Happy Wedding」が補償してくれるのは、以下のものです。

①式前のアクシデント
・新郎・新婦の予期せぬ入院(医師の判断の自宅待機含む)
・新婦のご懐妊・早産
・父母・子の入院・ご不幸
・地震・台風・火事などの災害

前述の通りオプションにはなりますが、
祖父、祖母のアクシデントも、保険適用になるのが特徴です。

②挙式当日のアクシデント
・レンタル衣装の破損の補償
・結婚式場の設備・備品の破損・汚損の補償
・ゲストによる破損や救急搬送の補償

ゲストが式を盛り上げようとして機材を壊してしまった!
というようなトラブルもカバーしてくれます。

保険料と補償限度額
「Happy Wedding」には、3つのプランが用意されています。

・Aプラン
保険料  5.3万円(ワイドオプション+8千円)
キャンセル補償限度額 850万円

・Bプラン
保険料 3.3万円(ワイドオプション+6千円)
キャンセル補償限度額 500万円

・Cプラン
保険料 1.3万円(ワイドオプション+4千円)
キャンセル補償限度額 150万円

数千円ならワイドオプションを付けて、保険の範囲を祖父母まで広げておくと安心かもしれませんね!
これらに加え、全プラン共通で結婚式当日の補償金があります。

詳細は、「Happy Wedding」サービスサイトをご覧ください!

▼当メディアでも「Happy Wedding」を取り上げています。
https://bridal-hikaku.com/happy-wedding/

 

花嫁のお守り

「花嫁のお守り」は、インターネット及び全国のゼクシィ保険ショップにて取り扱いがあります。挙式までの期間と挙式当日に加え、別サービスで傷害総合保険もあり、ハネムーンや新生活のアクシデントにも対応してくれます。

保険の加入はゼクシィが受け付けますが、保険商品はあそしあ少額短期保険と損保ジャパンが提供しています。

「花嫁のお守り」補償対象
「花嫁のお守り」が補償してくれるのは、以下のものです。

①式前のアクシデント
・身内や本人の不幸
・身内や本人の傷害または疾病による7日以上の継続入院
・式当日の入院、医師による待機指示
・地震・台風・火事などの災害
・大雨・大雪等が原因での結婚式中止

こちらも「警報発令」によるキャンセルでも保険適用となります。
災害による実質的な被害が出ていなくとも保険が適用されるのは安心ですね!

②挙式当日のアクシデント
・会場の設備・備品を破損、汚損したときの補償
・貸衣裳を破損したときの補償
・式の開催中、招待客が結婚式会場から救急搬送されたときの補償
・結婚式当日に新郎または新婦が入院したときの補償

備品や貸衣裳の破損時の補償を受ける際は、自己負担金が3万円必要なので、注意が必要です。(保険料5.6万円プランを除く)

保険料と補償限度額
「花嫁のお守り」には、3つのプランが用意されています。

・Aプラン
保険料  5.6万円
キャンセル補償限度額 850万円

・Bプラン
保険料 3.6万円
キャンセル補償限度額 500万円

・Cプラン
保険料 1.6万円
キャンセル補償限度額 150万円

なお、一部指定の理由によるキャンセルの場合は+50万円が限度額に上乗せされます。
それに加え、結婚式当日の修理費用保険金、招待客救急搬送見舞費用保険金などがあります。

詳細は、「花嫁のお守り」サービスサイトをご覧ください!

▼当メディアでも「花嫁のお守り」を取り上げています。
https://bridal-hikaku.com/wedding-support-plan/

 

まとめ

補償限度額はどの保険も同額でした。(オプション等例外あり)
ですが、保険料やサービス内容は各社で異なり、「警報発令でも保険適用」、「祖父母のアクシデントも保険適用」といった保証範囲に違いがありました。

各社それぞれ条件や補償内容、期間、対象式場など異なりますので、
ご自身の環境や希望に合ったものを選んでいただくと良いでしょう。

また、本記事の内容は執筆時点のものです。
最新情報は、各保険会社のサービスサイトをご確認ください!