インフルエンザや感染症…結婚式保険の補償範囲は?

結婚式は、人生における大切な節目。大好きな人との新しい門出を、多くの人に祝ってもらえる特別な一日です。だからこそ、「まさかのトラブルで中止になるなんて考えたくない」と思う方も多いのではないでしょうか。

しかし、現実にはインフルエンザや新型コロナウイルスといった流行病によって、結婚式を延期・中止せざるを得ない事態が実際に起こっています。そんなとき、結婚式保険が助けになってくれる可能性があることをご存知ですか?

今回は、「結婚式当日、もしも新郎新婦がインフルエンザにかかってしまったら?」「濃厚接触者になってしまったら?」「保険で補償されるの?」といった疑問にお答えしながら、結婚式保険の補償内容や注意点をわかりやすく解説します。

インフルエンザや感染症でキャンセルした場合、保険で補償されるの?

では本題です。結婚式当日に新郎新婦のどちらかがインフルエンザに感染してしまったら、その中止費用は保険で補償されるのでしょうか?

答えは「条件によっては補償される」です。

多くの保険商品では、「結婚式当日に病気やケガによって新郎新婦が入院している場合」「医師から自宅療養の指示がある場合」など、医師の診断や指示が明確にあるケースに限って、補償の対象となることが一般的です。
つまり、単に「熱がある」「体調が悪い」といった自己判断ではなく、「医師が療養の必要を認めた」という診断が必要です。

コロナ禍での補償事例と現在の扱い

新型コロナウイルスが2類感染症だった2023年5月7日以前は、濃厚接触者と判断された場合でも保険金が支払われるケースが見られました。しかし、感染症法上の分類が5類に移行してからは、扱いが変わっています。

現在では、多くの結婚式保険において「病名を問わず、医師の指示による入院や自宅待機が必要な場合」のみが補償対象となる傾向にあります。つまり、新型コロナでもインフルエンザでも、医師の診断書や指示がなければ補償の対象外となる可能性が高いのです。

どのような場合が補償対象になるか、自分で確認しておくようにしましょう。

1.約款の「免責事項」をよく読む
インフルエンザや感染症による中止については、保険金を支払わない「免責事項」に明記されていることが多いです。どのような場合が対象外となるのか、事前にしっかり確認しましょう。

2.「感染症特約」の有無をチェック
一部の保険商品では、感染症に関する補償を特約として追加できることがあります。必要に応じて特約の加入を検討するのも一つの方法です。

3.不明点は保険会社に問い合わせを
約款だけでは分かりづらい場合は、保険会社のカスタマーサポートや代理店・式場に直接確認しましょう。感染症の扱いや、実際の補償例を聞いてみると安心材料になりますね。

保険への加入以外にも、挙式前にしっかり体調を整えたり、ワクチン接種などで感染症の予防をしたりすることも、もちろん大切ですね。また、当日のキャンセルポリシーを会場に確認しておくなどして、キャンセル時の流れをシミュレーションしておくと安心ですね。

保険内容は、変更される場合がありますので、保険会社の公式サイトや担当者に直接問い合わせて、最新の情報を確認するようにしましょう。
オススメの結婚式保険は、こちらにまとめています。ぜひ比較検討してみてください!

 

結婚式総合保険「佳き日のために」

結婚式総合保険「佳き日のために」は、あそしあ少額短期保険が提供する、日本初のブライダル保険として知られています。

「佳き日のために」は、インフルエンザや新型コロナウイルスなどの感染症による結婚式の中止・延期に対して、新郎新婦が結婚式当日にインフルエンザや感染症により入院している場合、または医師から自宅待機の指示がある場合、結婚式の中止や延期に伴う費用が補償されます。

また、「佳き日のために」は、結婚式の中止・延期に伴うキャンセル費用だけでなく、当日のトラブルにも対応しています。
掛け金によって補償額が変わる3つの保険プランがあり、それぞれの状況に合わせた保険が選べるのも魅力です。

【保険商品名】結婚式総合保険「佳き日のために」

保険プラン・保険料 補償限度額 利用者数 クレカ払い対応 契約締切日
・ひとまず安心な結婚式:16,000円

・とっても安心な結婚式:36,000円

・すごく安心な結婚式:56,000円

・150万円(ひとまず安心)

・500万円(とっても安心)

・850万円(すごく安心)

約13万組(2024年時点) 結婚式の45日前まで

▼「佳き日のために」をもっと詳しく知りたい方はこちら
https://bridal-hikaku.com/for-a-good-day/

ブライダル総合保険「Happy Wedding」

ブライダル総合保険「Happy Wedding」は、結婚式場アニヴェルセルなどを運営するAOKIグループ(ダブルエー少額短期保険株式会社)が提供するブライダル保険です。

「Happy Wedding」は、インフルエンザや新型コロナウイルスなどの感染症による結婚式の中止・延期に対して、新郎新婦が結婚式当日にインフルエンザや感染症により入院している場合、または医師から自宅待機の指示がある場合、結婚式の中止や延期に伴う費用が補償されます。また、「Happy Wedding」は、結婚式の規模や予算に応じて選べる4つのプランが用意されています。

【保険商品名】ブライダル総合保険「Happy Wedding」

保険プラン・保険料 補償限度額 利用者数 クレカ払い対応 契約締切日
・Aプラン:53,600円

・Bプラン:33,600円

・Cプラン:13,600円

・Fプラン:6,700円

・850万円(A)

・500万円(B)

・150万円(C)

・30万円(F)

非公開 結婚式の31日前まで

これらに加え、全プランに+1,500円で前撮り特約オプションを追加することができます。

▼「Happy Wedding」をもっと詳しく知りたい方はこちら
https://bridal-hikaku.com/custom/bridal-hoken-compensation/

「式場向けキャンセル保険」

あんしん少額短期保険株式会社が提供する「式場向けキャンセル保険」は、結婚式場が契約者となり、新郎新婦の予期せぬキャンセルに伴う費用を補償する保険です。

新郎新婦が、挙式・披露宴当日において新郎新婦が入院中、または医師による自宅もしくは特定の場所での待機指示によるキャンセルの場合は、保険が適用されます。

「式場向け」という名前の通り、この保険は式場向けに用意されたものなので、もしこの記事を見ている方が「この保険を利用したい!」と思われましたら、この保険と契約している式場を利用するという形になります。

▼「式場向けキャンセル保険」をもっと詳しく知りたい方はこちらから
https://bridal-hikaku.com/custom/new-bridalhoken/

まとめ

今回は、インフルエンザや感染症に罹患した場合の補償についてお話ししました。いかがでしたか?
主役であるふたりが出席できないと、結婚式を行うことができません。インフルエンザや感染症は、自分たちではコントロールできないリスクを少しでも回避するために、保険という形で備えることで、少しでも安心して結婚式の準備を進めることができますね。

本記事の内容は執筆時点のものです。最新情報は、各保険会社のサービスサイトをご確認ください!