ゲストのトラブルで式が中断…こんな場合保険で対応可能?

結婚式は一生に一度の大切な日。たくさんの準備を重ね、思い描いた通りの一日を迎えたいと誰もが願うものです。ですが、どんなに準備をしていても「予期せぬトラブル」は起こってしまうもの。その中でも、実は意外と多いのが「ゲスト絡みのトラブル」です。

今回は、実際に起こりうるトラブルの例と、それが結婚式保険の補償対象になるのかどうかをご紹介します。

 

思わぬゲストトラブル…こんなことが実際に起きています

結婚式という特別な空間には、家族や親戚、友人、職場の同僚など、さまざまな人が集まります。それぞれの関係性が交差する場であるがゆえに、時には予想もしないトラブルが起きてしまうことも。実例を見てみましょう。

ゲスト同士の喧嘩が勃発!

新郎新婦が把握していなかった過去の因縁で、近くの席に座った親戚同士が言い争いに。最初は静かな口論だったものの、周囲を巻き込む騒動に発展し、披露宴は一時中断。せっかくの楽しいムードが台無しになってしまいました。

お酒の飲みすぎで救急搬送!

披露宴中、あるゲストがアルコールを過剰に摂取し、急性アルコール中毒に。体調を崩して倒れてしまい、救急車を呼ぶ騒ぎとなり、式は一時中断。演出の進行や料理の配膳もストップしてしまいました。

家族の事故で結婚式を延期!

式の前日に新婦の父親が急病で入院。やむを得ず式を延期することに。会場キャンセル料や衣装など、大きな費用がかかってしまいました。

どれも「まさか自分たちに起こるとは思わなかった」ケースばかりですが、実際には、このようなトラブルは誰にでも起こりうるのです。

 

結婚式保険でどこまで補償される?

ゲストによるトラブルにより式の進行が中断したり、結婚式をやむをえず延期したりした場合、費用が発生することがあります。たとえ小さなアクシデントでも、対応によっては数万円〜数十万円の追加出費につながるケースも。
そんな「もしも」の時に頼りになるのが結婚式保険です。
では、実際にどこまで補償してもらえるのでしょうか?ゲスト絡みのトラブルに対して、保険がカバーしてくれる内容を具体的に見ていきましょう。

式の中断や延期に関する補償

保険商品によって違いはありますが、多くの結婚式保険では「親族の不慮の事故や病気による式の延期・中止」に対応しているプランがあります。たとえば、新婦の父が式直前に入院し、やむを得ず延期となった場合には、キャンセル料や延期にかかる追加費用を補償してくれるケースが多いです。

ゲストの体調不良による中断への対応

披露宴中の急な体調不良で救急搬送となった場合などは、「お見舞金」が降りる場合があります。ただし、搬送方法によっては対象外とされるケースもあり、補償の有無は保険会社や契約内容によって異なります。

喧嘩などのトラブルによる精神的損失には注意

ゲスト同士の喧嘩など「物理的な損害が発生していないケース(たとえば進行が止まっただけ)」については、保険の補償対象外となる場合もあります。ただし、騒動により式が一時的に中止となり、衣装や式場の破損や汚損が発生した場合には、補償される可能性もあります。

オススメの結婚式保険は、こちらにまとめています。ぜひ比較検討してみてください!
保険内容は、変更される場合がありますので、保険会社の公式サイトや担当者に直接問い合わせて、最新の情報を確認するようにしましょう。

 

結婚式総合保険「佳き日のために」

結婚式総合保険「佳き日のために」は、あそしあ少額短期保険が提供する、日本初のブライダル保険として知られています。

「佳き日のために」は、新郎新婦が当日に着用した貸衣装(装飾品も含む)の破損などの場合、それに伴う費用が補償されます。また、新郎新婦本人だけでなく、祖父母の入院による延期も補償対象となります。

また、「佳き日のために」は、結婚式の中止・延期に伴うキャンセル費用だけでなく、当日のトラブルにも対応しています。
掛け金によって補償額が変わる3つの保険プランがあり、それぞれの状況に合わせた保険が選べるのも魅力です。

【保険商品名】結婚式総合保険「佳き日のために」

保険プラン・保険料 補償限度額 利用者数 クレカ払い対応 契約締切日
・ひとまず安心な結婚式:16,000円

・とっても安心な結婚式:36,000円

・すごく安心な結婚式:56,000円

・150万円(ひとまず安心)

・500万円(とっても安心)

・850万円(すごく安心)

約13万組(2024年時点) 結婚式の45日前まで

▼「佳き日のために」をもっと詳しく知りたい方はこちら
https://bridal-hikaku.com/for-a-good-day/

ブライダル総合保険「Happy Wedding」

ブライダル総合保険「Happy Wedding」は、結婚式場アニヴェルセルなどを運営するAOKIグループ(ダブルエー少額短期保険株式会社)が提供するブライダル保険です。

「Happy Wedding」は、結婚式の規模や予算に応じて選べる4つのプランが用意されています。各プラン「祖父母型」などさらに細かく分かれており、家族構成やゲストによって必要な範囲を選ぶことができます。

【保険商品名】ブライダル総合保険「Happy Wedding」

保険プラン・保険料 補償限度額 利用者数 クレカ払い対応 契約締切日
・Aプラン:53,600円

・Bプラン:33,600円

・Cプラン:13,600円

・Fプラン:6,700円

・850万円(A)

・500万円(B)

・150万円(C)

・30万円(F)

非公開 結婚式の31日前まで

これらに加え、全プランに+1,500円で前撮り特約オプションを追加することができます。

▼「Happy Wedding」をもっと詳しく知りたい方はこちら
https://bridal-hikaku.com/custom/bridal-hoken-compensation/

「式場向けキャンセル保険」

あんしん少額短期保険株式会社が提供する「式場向けキャンセル保険」は、結婚式場が契約者となり、新郎新婦の予期せぬキャンセルに伴う費用を補償する保険です。
新郎新婦が、挙式・披露宴当日において新郎新婦が入院中、または医師による自宅もしくは特定の場所での待機指示によるキャンセルの場合は、保険が適用されます。

「式場向け」という名前の通り、この保険は式場向けに用意されたものなので、もしこの記事を見ている方が「この保険を利用したい!」と思われましたら、この保険と契約している式場を利用するという形になります。

▼「式場向けキャンセル保険」をもっと詳しく知りたい方はこちらから
https://bridal-hikaku.com/custom/new-bridalhoken/

まとめ

今回は、ゲストのトラブルで結婚式が中断した場合の補償についてお話ししました。いかがでしたか?
結婚式は、多くのゲストが関わるからこそ、どんなに丁寧に準備をしていても「人が原因のトラブル」は完全には防げません。
喧嘩や体調不良、家族の不慮の事故など、想定外の出来事が起きたとき、精神的ショックだけでなく金銭的な負担も重くのしかかることがあります。
結婚式保険は、その金銭的な負担を少しでも減らすことができることから、加入を前向きに検討しているカップルも少なくありません。思いがけない出来事に備えておくことで、「何があっても大丈夫」という心の余裕を持って、当日を迎えたいですね。

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