結婚式を彩るウェディングドレスは、花嫁にとって特別な衣装です。ですが、実際には、花嫁が「まさか…」と思うようなドレスのトラブルもあることをご存じですか?
今回は、よくあるドレスのトラブルとその対策について解説します。まもなく結婚式を迎える新郎新婦はもちろん、将来的に結婚式を考えている皆さんの参考にしていただけると嬉しいです。
よくあるウェディングドレスのトラブルとは?
ドレスを気にしすぎて、思い切り笑ったり動いたりできなかった ・・・。そんな声も珍しくありません。特に高価なドレスであればあるほど、汚れや破損へのプレッシャーは大きくなりがちです。ここでは、ウェディングドレスにまつわる、よくあるトラブルについて見てみましょう。
本番直前の思わぬ破損
「準備中に裾を誰かが踏んでしまい、レースが破れてしまった」
「最後のフィッティングでファスナーが壊れてしまった」
このように、結婚式の直前や当日、ドレスに思いがけない破損が起きてしまうことがあります。ドレスは繊細な素材で作られているため、ちょっとした引っかかりや圧力でも簡単に破けてしまうことがあるので、注意したいですね。
式中のアクシデントによる破損・汚れ
披露宴の最中も油断はできません。例えば、次のようなケースがよくあります。
・ファーストバイトのケーキがドレスに落ちて汚れてしまった
・余興のパフォーマンスの時に裾を引っかけて破いてしまった
・友人や新郎が誤って裾を踏んでしまった
特に、ボリュームが多いものやトレーンの長いドレスは、シルエットが美しいですが、重さもあり、動きづらさを感じる人も多いため気をつけたいですね。
しかし、「ドレスが汚れたらどうしよう」「破けたらどうしよう」と常に気にしていては、式を楽しむどころではありません。
トラブルが起きてしまったときのことも、備えておくことで、安心して式を迎えることができます。
次は、トラブルに備えるための対策法について、見てみましょう。
トラブルに備えるための対策法
せっかくの結婚式を心から楽しむためには、トラブルを「防ぐ」だけでなく、「万が一」に備える準備も大切です。ここでは、ウェディングドレスの破損リスクを減らすための実践的な対策を3つご紹介します。
動きやすさを意識したドレス選び
裾の長さや広がりすぎないデザインを選ぶことで、破損リスクを減らすことができます。また、身体にあったドレスを選ぶことも大切です。ドレスが身体に合っていないと、動きにくさを感じ、思いもよらないところでトラブルにつながります。最終フィッティング以降は、大幅に体型が変わらないようにしましょう。
リハーサルで動きを確認
挙式や披露宴の動きの流れを、ドレスを着てリハーサルをしておくことがオススメです。式ではヒールの高い靴を履くことが多く、歩き慣れないとつまずきそうになるため、事前に歩く練習をしておくと安心です。同時に、裾の扱いや立ち振る舞いに慣れておくことで、思わぬアクシデントを避けられます。
結婚式保険に加入して万が一に備える
多くのドレスショップでは、レンタル料金にクリーニング代や軽度のメンテナンス費用が含まれているため、通常の汚れやほつれ程度なら問題ない場合がほとんどです。
しかし、赤ワインやコーヒーなどの頑固な汚れがついてしまったり、軽度のメンテナンスでは補償できない破損があった場合などは、追加料金の発生や、ドレスの買取りを求められることもあります。
ドレスショップの補償範囲は事前にしっかり確認しておくことはもちろん、結婚式保険(ブライダル保険)へ加入することで、「ドレスのクリーニング代が高額になってしまった」「破損して修繕費がかさんだ」など、突発的な出費にも対応できるため、精神的な安心感が違いますね。
オススメの結婚式保険は、こちらにまとめています。ぜひ比較検討してみてください!
保険内容は、変更される場合がありますので、保険会社の公式サイトや担当者に直接問い合わせて、最新の情報を確認するようにしましょう。
結婚式総合保険「佳き日のために」
結婚式総合保険「佳き日のために」は、あそしあ少額短期保険が提供する、日本初のブライダル保険として知られています。
「佳き日のために」は、新郎新婦が当日に着用した貸衣装(装飾品も含む)の破損などの場合、それに伴う費用が補償されます。
また、「佳き日のために」は、結婚式の中止・延期に伴うキャンセル費用だけでなく、当日のトラブルにも対応しています。
掛け金によって補償額が変わる3つの保険プランがあり、それぞれの状況に合わせた保険が選べるのも魅力です。
【保険商品名】結婚式総合保険「佳き日のために」
保険プラン・保険料 | 補償限度額 | 利用者数 | クレカ払い対応 | 契約締切日 |
・ひとまず安心な結婚式:16,000円
・とっても安心な結婚式:36,000円 ・すごく安心な結婚式:56,000円 |
・150万円(ひとまず安心)
・500万円(とっても安心) ・850万円(すごく安心) |
約13万組(2024年時点) | ○ | 結婚式の45日前まで |
▼「佳き日のために」をもっと詳しく知りたい方はこちら
https://bridal-hikaku.com/for-a-good-day/
ブライダル総合保険「Happy Wedding」
ブライダル総合保険「Happy Wedding」は、結婚式場アニヴェルセルなどを運営するAOKIグループ(ダブルエー少額短期保険株式会社)が提供するブライダル保険です。
「Happy Wedding」は、新郎新婦が当日に着用した貸衣装(装飾品も含む)の破損などの場合、それに伴う費用が補償されます。また、「前撮り特約オプション」に加入の方には前撮り時の破損や汚損も補償対象になります。
「Happy Wedding」は、結婚式の規模や予算に応じて選べる4つのプランが用意されています。
【保険商品名】ブライダル総合保険「Happy Wedding」
保険プラン・保険料 | 補償限度額 | 利用者数 | クレカ払い対応 | 契約締切日 |
・Aプラン:53,600円
・Bプラン:33,600円 ・Cプラン:13,600円 ・Fプラン:6,700円 |
・850万円(A)
・500万円(B) ・150万円(C) ・30万円(F) |
非公開 | ○ | 結婚式の31日前まで |
これらに加え、全プランに+1,500円で前撮り特約オプションを追加することができます。
▼「Happy Wedding」をもっと詳しく知りたい方はこちら
https://bridal-hikaku.com/custom/bridal-hoken-compensation/
「式場向けキャンセル保険」
あんしん少額短期保険株式会社が提供する「式場向けキャンセル保険」は、結婚式場が契約者となり、新郎新婦の予期せぬキャンセルに伴う費用を補償する保険です。
新郎新婦が、挙式・披露宴当日において新郎新婦が入院中、または医師による自宅もしくは特定の場所での待機指示によるキャンセルの場合は、保険が適用されます。
「式場向け」という名前の通り、この保険は式場向けに用意されたものなので、もしこの記事を見ている方が「この保険を利用したい!」と思われましたら、この保険と契約している式場を利用するという形になります。
▼「式場向けキャンセル保険」をもっと詳しく知りたい方はこちらから
https://bridal-hikaku.com/custom/new-bridalhoken/
まとめ
今回は、ウェディングドレスの破損トラブルとその対策法についてお話ししました。いかがでしたか?
万が一に備え、ドレスショップでの補償内容を確認し、必要に応じて結婚式保険を活用することで、リスクを最小限に抑えられます。
ウェディングドレスは、ただの衣装ではありません。
花嫁の想いが詰まった、特別な一着だからこそ、ドレスのトラブルを気にせず、式を心から思いっきり楽しみましょう。
本記事の内容は執筆時点のものです。最新情報は、各保険会社のサービスサイトをご確認ください!