ダブルエー少額短期保険が提供する、ブライダル総合保険「Happy Wedding」が、2023年2月1日申込み分より、商品改定されました。
2020年10月の商品発売以降、
・新型コロナウイルス感染者数の急増による保険金支払いが増え続けている
・円安やウクライナ戦争等に起因する物価高により、挙式披露宴費用=結婚式中止費用が上昇傾向にある
などの理由により、保険収支が悪化傾向にあるということが背景にあるそうです。
本記事では、この度の商品改定の詳細をまとめています。結婚式保険への加入を悩んでいる方の参考になれば幸いです。
保険の概要
「Happy Wedding」は、結婚式場アニヴェルセルなどを運営するAOKIグループのブライダル保険です。
新郎・新婦の肉親に不幸があった際の中止費用については、親・子・兄弟姉妹までを対象にする保険が多いなか、祖父母の方まで対象にするオプション(ワイドプラン)を付けられるのが特徴です。
サービス名 | 保険料 | 補償額 | 利用者数 | クレカ払い | 契約期日 | コロナ対応 |
Happy Wedding | 1.3万円~ | 150万円〜 | 不明 | ○ | 挙式31日前 | ○ |
改定の詳細
①価格改定
「Happy Wedding」には、Aプラン、Bプラン、Cプランという3つのプランがあります。
これまでは、以下のような価格でした。
2023年1月までの価格
・Aプラン
保険料 5万円(ワイドオプション+5千円)
キャンセル補償限度額 850万円
・Bプラン
保険料 3万円(ワイドオプション+3千円)
キャンセル補償限度額 500万円
・Cプラン
保険料 1万円(ワイドオプション+1千円)
キャンセル補償限度額 150万円
こちらが、2023年2月から下記の金額に変更されました。
2023年2月以降の価格
・Aプラン
保険料 5.3万円(ワイドオプション+8千円)
キャンセル補償限度額 850万円
・Bプラン
保険料 3.3万円(ワイドオプション+6千円)
キャンセル補償限度額 500万円
・Cプラン
保険料 1.3万円(ワイドオプション+4千円)
キャンセル補償限度額 150万円
それぞれ基本プラン、ワイドオプションともに3千円程度値上がりしていますね。
しかし、補償限度額は変わっていないので注意が必要です。
②普通保険約款の一部改定
契約時の約款にも、一部改定がありました。
⑴結婚式中止費用保険金を支払う場合についての本文に下記の但し書きを追記
結婚式中止費用保険金を支払う場合についての説明文に、
「ただし、保険期間の開始日以前に発生していた傷害または疾病を原因として保険期間の開始日から30日以内に次の①から③の事由(①死亡②7日以上の継続入院③結婚式当日に入院中or医師からの待機指示)が発生したことにより結婚式を中止した場合を除きます」
という注意書きが追記されました。
これは、保険開始日から30日以内に、保険開始日以前の病気(持病等)やケガを原因とする逝去や入院(7日以上の継続入院)による結婚式中止に対し、結婚式中止費用保険金は支払われなくなるということを意味しています。
ただし、保険開始から31日目以降は上記のようなケースでもお支払対象になるので、できるだけお早目の加入が必要になりそうです。
⑵保険契約の締結期限の期限表記の変更
これまで、
「申込人は結婚式開催日の前日から起算して30日前までに、申込手続および保険料の払込みの両方を完了させなければならず~」
と表記されていた契約締結期限ですが、
2023年2月以降は、
「申込人は結婚式開催日から起算して31日前までに、申込手続および保険料の払込みの両方を完了させなければならず~」
という表記になりました。
こちらは表記の変更のみですので、契約締結期限に変更はありません。
まとめ
本記事では、ダブルエー少額短期保険が提供するブライダル総合保険「Happy Wedding」が2023年2月より実施した商品改定の詳細をお伝えいたしました。
その他、補償範囲などの「Happy Wedding」に関する情報は、当メディアの別の記事でご紹介していますので、ご検討の方はぜひそちらもご覧ください。
▼「Happy Wedding」の補償範囲などの詳細はこちらから
https://bridal-hikaku.com/custom/bridal-hoken-compensation/