ウェディングドレスやタキシードを破損してしまった!ブライダル保険で補償してもらえる?

結婚式にトラブルはつきものです。思わぬ形で発生してしまうトラブルには、その損害を補償してくれる結婚式保険(ブライダル保険)があります。

コロナ禍などで、結婚式が予定通り執り行えないことも増えました。そんな時代背景もあって、結婚式中止にともなう費用を補償してくれる結婚式保険(ブライダル保険)の存在が世の中に知られてきたようです。しかし、車を買った時に入る車両保険や住宅購入時の火災保険に比べると、「たった1日のイベントにわざわざ保険をかける」ことに慣れていない人も少なくありません。

それでも、結婚式保険(ブライダル保険)に加入していれば、もしもの時に安心できるのは間違いありません。また、結婚式保険が活躍するのは挙式当日のトラブルだけではないことは、まだ知られていないようです。実は結婚式保険は新郎新婦の怪我や入院など、挙式を準備している間に起きたトラブルも補償してくれるのです。

 

今回の記事では、
「ウェディングドレスやタキシードなどの衣装の破損は、結婚式保険で補償してもらえるのか」を調べました。

結論からお伝えすると、どこの保険会社も衣装の破損を補償してくれます。
しかし、これには重要な条件があるようです。

各社サービスの詳細を見ていきましょう。結婚式保険への加入を悩んでいる方の参考になれば幸いです。

※各種ブライダル保険会社によって補償内容は適時、変更されるため、加入前にはご自身で最新の情報をよく確認してください。

 

結婚式総合保険「佳き日のために」

「佳き日のために」は、8万組が利用した結婚式総合保険です。
あそしあ少額短期保険がつくったもので、日本で最初の結婚式保険と言われています。

掛け金によって補償額が変わる3つの保険プランがあり、それぞれの状況に合わせた保険が選べるのも魅力です。

サービス名 保険料 補償額 利用者数 クレカ払い 契約期日 コロナ対応
佳き日のために 1.6万円~ 150万円〜 約8万組 挙式45日前


「佳き日のために」は、
貸衣装の破損を補償してくれます。
式当日に使用するためにレンタルした衣装や装飾品の破損が対象です。
上記に含まれない、友人などから無償で借りたもの、購入衣装・セルドレスの破損は補償されません。

また、貸衣装であっても、汚してしまっただけの場合は補償ができないため注意が必要です。

レンタル衣装の補償上限額は30万円で、こちらの補償を受けるには自己負担金が3万円必要となりますので、ご注意ください。(保険料5.6万円プランを除く)


▼「佳き日のために」料金等の詳細はこちらから
https://bridal-hikaku.com/custom/bridal-hoken-compensation/

 

ブライダル総合保険「Happy Wedding」

「Happy Wedding」は、結婚式場アニヴェルセルなどを運営するAOKIグループのブライダル保険です。

新郎・新婦の肉親に不幸があった際の中止費用については、親・子・兄弟姉妹までを対象にする保険が多いなか、祖父母の方まで対象にするオプション(ワイドプラン)を付けられるのが特徴です。

サービス名 保険料 補償額 利用者数 クレカ払い 契約期日 コロナ対応
Happy Wedding 1.3万円~ 150万円〜 不明 挙式31日前


「Happy Wedding」は、新郎新婦が挙式当日に着用したレンタル衣装や靴・帽子・装飾品などの破損を補償してくれます。
上記に含まれない物品の破損や汚損は補償されません。

レンタル衣装の補償上限額は30万円で、自己負担金はかからないのがポイントです。

 

▼「Happy Wedding」料金等の詳細はこちらから
https://bridal-hikaku.com/custom/bridal-hoken-compensation/

 

花嫁のお守り

「花嫁のお守り」は、インターネット及び全国のゼクシィ保険ショップにて取り扱いがあります。挙式までの期間と挙式当日に加え、別サービスで傷害総合保険もあり、ハネムーンや新生活のアクシデントにも対応してくれます。

保険の加入はゼクシィが受け付けますが、保険商品はあそしあ少額短期保険と損保ジャパンが提供しています。

サービス名 保険料 補償額 利用者数 クレカ払い 契約期日 コロナ対応
花嫁のお守り 1.6万円~ 150万円〜 約7万組 挙式45日前


「花嫁のお守り」は、
貸衣装の破損を補償してくれます。
式当日に使用するためにレンタルした衣装や装飾品の破損が対象です。
上記に含まれない、友人などから無償で借りたもの、購入衣装・セルドレスの破損は補償されません。

また、貸衣装であっても、汚してしまっただけの場合は補償ができないため注意が必要です。

レンタル衣装の補償上限額は30万円で、こちらの補償を受けるには自己負担金が3万円必要となりますので、ご注意ください。(保険料5.6万円プランを除く)

 

▼「花嫁のお守り」料金等の詳細はこちらから
https://bridal-hikaku.com/custom/bridal-hoken-compensation/

 

まとめ

どこの保険会社も、ウェディングドレスやタキシードなどの衣装の破損は補償対象になることがわかりました。

ただし、どの保険も
・レンタル品だけが補償対象
・汚しただけでは補償はされない
・友人、知人などから無償で借りたものは、たとえレンタルでも補償はされない
・保険によっては自己負担金が必要

という条件がありますので、注意が必要です。

各社それぞれ条件や補償内容、期間、対象式場など異なりますので、ご自身の環境や希望に合ったものを選んでいただくと良いでしょう。

また、本記事の内容は執筆時点のものです。最新情報は、各保険会社のサービスサイトをご確認ください!