結婚式にトラブルはつきものです。思わぬ形で発生してしまった損害を補償してくれる結婚式保険(ブライダル保険)があります。
コロナ禍などで、結婚式が予定通り執り行えないことも増えました。そんな時代背景もあって、結婚式中止にともなう費用を補償してくれる結婚式保険(ブライダル保険)の存在が世の中に知られてきたようです。しかし、車を買った時に入る車両保険や住宅購入時の火災保険に比べると、「たった1日のイベントにわざわざ保険をかける」ことに慣れていない人も少なくありません。
しかし、結婚式保険(ブライダル保険)に加入していれば、もしもの時に安心なのは間違いありません。また、結婚式保険が活躍するのは挙式当日のトラブルだけではないことは、まだ知られていないようです。実は結婚式保険は新郎新婦の怪我や入院など、挙式を準備している間に起きたトラブルも補償してくれるのです。
今回の記事では、
「結婚式保険(ブライダル保険)は、新郎新婦の家族が挙式当日に体調を崩した際に補償してくれるのか」をご紹介します。
加入する結婚式保険を悩んでいる方の参考になれば幸いです。
※各種ブライダル保険会社のサービスサイトを、よく確認をしてから加入してください。
結婚式総合保険「佳き日のために」
「佳き日のために」は、これまでに8万組が利用した結婚式総合保険です。
あそしあ少額短期保険がつくったもので、日本で最初の結婚式保険と言われています。
掛け金によって補償額が変わる3つの保険プランがあり、それぞれの状況に合わせた保険が選べるのも魅力です。
また、保険以外にもより良い結婚式のための情報メディアも運営しており、新郎新婦のサポートに力を入れていることがわかります。
▼「佳き日のために」の補償内容・保険料はこちら
https://bridal-hikaku.com/custom/bridal-hoken-compensation/
「佳き日のために」補償対象
「佳き日のために」が補償してくれるものは、以下のものです。
①式前のアクシデント ・身内(父母・子)やご本人の不幸 ・身内(父母・子)やご本人の7日以上の継続入院 ・式当日の入院、医師による待機指示 ・地震・台風・火事などの災害 ・大雨・大雪などの特別警報 ②挙式当日のアクシデント ・式場の設備・備品を破損、汚損したときの補償 ・貸衣装を破損したときの補償 ・式の開催中、招待客が救急搬送された時の補償 ・式の後、当日中に新郎または新婦が入院したときの補償
7日以上の入院をしてしまう場合や、挙式中に緊急搬送されてしまった場合に補償が受けられます。
そのため、「当日の朝に熱が出てしまった」「頭痛がするから式場に行けない」などの場合は補償対象外です。
詳細は「佳き日のために」サービスサイトをご覧ください!
▼当メディアでも「佳き日のために」を取り上げています。
https://bridal-hikaku.com/for-a-good-day/
ブライダル総合保険「Happy Wedding」
「Happy Wedding」は、結婚式場アニヴェルセルなどを運営するAOKIグループのブライダル保険です。
新郎・新婦の肉親に不幸があった際の中止費用については、親・子・兄弟姉妹までを対象にする保険が多いなか、祖父母の方まで対象にするオプション(ワイドプラン)を付けられるのが特徴です。
▼「Happy Wedding」の補償内容・保険料はこちら
https://bridal-hikaku.com/custom/bridal-hoken-compensation/
「Happy Wedding」補償対象
「Happy Wedding」が補償してくれるものは、以下のものです。
①式前のアクシデント ・新郎・新婦の予期せぬ入院(医師の判断の自宅待機含む) ・新婦のご懐妊・早産 ・父母・子の入院・ご不幸 ・地震・台風・火事などの災害 ②挙式当日のアクシデント ・レンタル衣装の破損の補償 ・結婚式場の設備・備品の破損・汚損の補償 ・ゲストによる破損や救急搬送の補償
入院をしてしまう場合や、挙式中に緊急搬送されてしまった場合に補償が受けられます。
そのため、「当日の朝に熱が出てしまった」「頭痛がするから式場に行けない」などの場合は補償対象外です。
前述の通りオプションにはなりますが、祖父母のアクシデントも保険適用になるのが特徴です。
詳細は「Happy Wedding」サービスサイトをご覧ください!
▼当メディアでも「Happy Wedding」を取り上げています。
https://bridal-hikaku.com/happy-wedding/
花嫁のお守り
「花嫁のお守り」は、インターネット及び全国のゼクシィ保険ショップで取り扱い中の保険です。挙式までの期間と挙式当日に加え、別サービスで傷害総合保険もあり、ハネムーンや新生活のアクシデントにも対応してくれます。
保険の加入はゼクシィが受け付けますが、保険商品はあそしあ少額短期保険と損保ジャパンが提供しています。
▼「花嫁のお守り」の補償内容・保険料はこちら
https://bridal-hikaku.com/custom/bridal-hoken-compensation/
「花嫁のお守り」補償対象
「花嫁のお守り」が補償してくれるものは、以下のものです。
①式前のアクシデント ・身内(父母・子)や本人の不幸 ・身内(父母・子)や本人の傷害または疾病による7日以上の継続入院 ・式当日の入院、医師による待機指示 ・地震・台風・火事などの災害 ・大雨・大雪等が原因での結婚式中止 ②挙式当日のアクシデント ・会場の設備・備品を破損、汚損したときの補償 ・貸衣裳を破損したときの補償 ・式の開催中、招待客が結婚式会場から救急搬送されたときの補償 ・結婚式当日に新郎または新婦が入院したときの補償
入院をしてしまう場合や、挙式中に緊急搬送されてしまった場合に補償が受けられます。
そのため、「当日の朝に熱が出てしまった」「頭痛がするから式場に行けない」など自己申告だけでは補償対象外です。病院に行き、入院の判断を下される、医師による待機指示が出されるなど、医療機関の受診による判断が必要です。
詳細は「花嫁のお守り」サービスサイトをご覧ください!
▼当メディアでも「花嫁のお守り」を取り上げています。
https://bridal-hikaku.com/wedding-support-plan/
まとめ
待機指示だけで補償してくれるものから、7日以上の入院が条件のもの。
補償対象が父母・子だけのもの、祖父母まで含まれるものなどさまざまでした。
そのため、ご自身の環境や希望に合ったものを選んでいただくと良いでしょう。
また、本記事の内容は執筆時点のものです。
最新情報は、各保険会社のサービスサイトをご確認ください!