
結婚式では、美しいフラワーアレンジメントや華やかな装飾品が空間を彩り、特別な1日をより印象的なものにしてくれます。しかし、その一方で「うっかり壊れてしまう」リスクもゼロではありません。
今回は、フラワーアレンジメントや装飾品が破損してしまった場合の結婚式保険の活用法について解説します。
結婚式をもうすぐ控えたカップルや結婚式保険への加入を悩んでいる方の参考になれば幸いです。
※各種ブライダル保険会社によって補償内容は適時、変更されるため、加入前にはご自身で最新の情報をよく確認してください。
結婚式で装飾品が壊れてしまうことがある

結婚式当日は動きやすいように配慮されているとはいえ、多くの人が集まる空間では思わぬアクシデントが発生しやすくなります。
例えば、次のような場面が考えられます。
・お子さまがテーブルの花に手を伸ばす
・ドレスのトレーンが装飾品に引っかかってしまう
・写真撮影の際にゲストが寄りかかって椅子やスクリーンを動かしてしまう
結婚式場の装飾品は、重厚感があり高価なものも多いです。こうしたトラブルが起きた場合、式場から高額な修繕費の請求を受けるケースもあり、想定外の支払いが発生してしまうこともあります。このような事態に備えて、事前に結婚式保険の加入をオススメしています。
結婚式保険で保障される範囲は?

結婚式保険では、式場内の備品や設備に対する補償が用意されていることが多く、一般的には次のような項目が対象になります。
天井・壁・床・屏風・カーテン・絨毯・テーブル・椅子・調度品、さらに控室の化粧室、照明設備、スクリーン、映像投影装置、音響装置など
これらは「式場側が用意した設備や備品」として扱われるため、破損が起きた際に保険が適用されるケースがあります。
一方で、フラワーアレンジメントは補償対象外となることが多いです。生花や装飾花は式場とフローリストの契約内容によって扱いが異なり、破損しても保険ではカバーされない場合があります。また、新郎新婦のドレスに付属する装飾品については、ドレス専用の補償に含まれる可能性があります。
そのため、「どこまで保険で補償されるのか」を事前に確認しておくことがとても重要です。式場、保険会社、衣裳店それぞれで取り扱いが異なるため、曖昧なまま当日を迎えないよう必ず担当者に詳細を尋ねておきましょう。
オススメの結婚式保険は、こちらにまとめています。ぜひ比較検討してみてください!
保険内容は、変更される場合がありますので、保険会社の公式サイトや担当者に直接問い合わせて、最新の情報を確認するようにしましょう。
結婚式総合保険「佳き日のために」

結婚式総合保険「佳き日のために」は、あそしあ少額短期保険が提供する、日本初のブライダル保険として知られています。
「佳き日のために」は、結婚式の中止・延期に伴うキャンセル費用だけでなく、当日のトラブルにも対応しています。
掛け金によって補償額が変わる3つの保険プランがあり、それぞれの状況に合わせた保険が選べるのも魅力です。
【結婚式会場の破損・汚損時の補償範囲】
以下の破損・汚損により修理費用の請求を受けたとき
・天井、壁、床、屏風、カーテン、絨毯、テーブル、椅子、その他調度品および被保険者が占有して使用しているエリア内化粧室
・照明設備、スクリーン、映像投影装置、音響装置
※補償対象とならない場合
上記以外の設備、備品の破損・汚損
【保険商品名】結婚式総合保険「佳き日のために」
| 保険プラン・保険料 | 補償限度額 | 利用者数 | クレカ払い対応 | 契約締切日 |
| ・58,200円プラン
・38,200円プラン ・18,200円プラン ・5,000円プラン |
・850万円
・500万円 ・150万円 ・85万円 |
約15万組 (2024年時点) |
○ | 結婚式の45日前まで |
▼「佳き日のために」をもっと詳しく知りたい方はこちら
https://bridal-hikaku.com/for-a-good-day/
ブライダル総合保険「Happy Wedding」

ブライダル総合保険「Happy Wedding」は、結婚式場アニヴェルセルなどを運営するAOKIグループ(ダブルエー少額短期保険株式会社)が提供するブライダル保険です。
【結婚式会場の破損・汚損時の補償範囲】
結婚式会場の天井・壁・床・屏風・カーテン・絨毯・テーブル・椅子・その他の調度品・照明設備・スクリーン・映像投影設備・音響設備の破損や汚損。破損や汚損前の状態に復旧するために必要な修理費用(最大100万円)
【保険商品名】ブライダル総合保険「Happy Wedding」
| 保険プラン・保険料 | 補償限度額 | 利用者数 | クレカ払い対応 | 契約締切日 |
| ・Aプラン:53,600円
・Bプラン:33,600円 ・Cプラン:13,600円 ・Fプラン:6,700円 |
・850万円(A)
・500万円(B) ・150万円(C) ・30万円(F) |
非公開 | ○ | 結婚式の31日前まで |
これらに加え、全プランに+1,500円で前撮り特約オプションを追加することができます。
▼「Happy Wedding」をもっと詳しく知りたい方はこちら
https://bridal-hikaku.com/happy-wedding/
「式場向けキャンセル保険」

あんしん少額短期保険株式会社が提供する「式場向けキャンセル保険」は、結婚式場が契約者となり、新郎新婦の予期せぬキャンセルに伴う費用を補償する保険です。
新郎新婦が、挙式・披露宴当日において新郎新婦が入院中、または医師による自宅もしくは特定の場所での待機指示によるキャンセルの場合は、保険が適用されます。
「式場向け」という名前の通り、この保険は式場向けに用意されたものなので、もしこの記事を見ている方が「この保険を利用したい!」と思われましたら、この保険と契約している式場を利用するという形になります。
▼「式場向けキャンセル保険」をもっと詳しく知りたい方はこちらから
https://bridal-hikaku.com/custom/new-bridalhoken/
まとめ
今回は、フラワーアレンジメントや装飾品が破損してしまった場合に備える、結婚式保険の活用法をご紹介しました。
結婚式は一生に一度の大切な日ですが、多くの人が集まるため、装飾品の破損など思わぬトラブルが起こるかもしれません。このような事態に備え、事前に保険内容を把握し、活用できる範囲を知っておくことで、万一修繕費が発生した場合でも慌てずに対応できます。
安心して当日を迎えるためにも、結婚式保険の加入を検討しながら準備を進めてくださいね。
本記事の内容は執筆時点のものです。最新情報は、各保険会社のサービスサイトをご確認ください!