
結婚式の準備が進み、いよいよハネムーンまで秒読み段階。期待に胸をふくらませている方も多いはずです。
でも実は、直前になって「思わぬトラブルで結婚式をキャンセル」というケースはゼロではありません。そんな時にのしかかるのが、想像以上に大きなキャンセル料。最悪の場合、せっかくのハネムーンまで諦めざるを得ないことも…。
今回は、結婚式のキャンセルにかかる費用と、それに備える保険の活用方法についてご紹介します。
結婚式をもうすぐ控えたカップルや結婚式保険への加入を悩んでいる方の参考になれば幸いです。
※各種ブライダル保険会社によって補償内容は適時、変更されるため、加入前にはご自身で最新の情報をよく確認してください。
結婚式をキャンセルしたら、どんな費用が発生する?

どんなに準備を頑張っていても、急な病気や不慮の事故、身内の不幸などで結婚式を取りやめなければならない可能性はあります。その際に発生する代表的な費用は以下のとおりです。
式場のキャンセル料
結婚式場は、キャンセルのタイミングが直前になるほど負担が大きくなります。
例えば「30日前で総額の50%」「前日や当日は100%」といったケースも。料理や飲み物、装花など、すでに発注済みの実費も上乗せされることがあります。
招待状や引出物などの手配費用
すでに発注済みの招待状や引出物は、キャンセルが間に合わず費用がそのまま発生することも少なくありません。ゲストにとっても失礼に感じるため、金銭的にも心理的にも大きな負担になります。
衣装のキャンセル料
ウェディングドレスやタキシードも、レンタル・オーダーを問わずキャンセル規定があり、直前の中止では高額なキャンセル料を請求される場合があります。
こうした出費は、二人の貯金を一気に減らしてしまい、結婚後の生活設計に大きな影響を与えかねませんので、リスクに備えておきたいですね。
ハネムーンのキャンセルは結婚式保険で守られない!?

注意したいのは「結婚式保険」と「旅行キャンセル保険」は別物だということです。
結婚式保険は式場キャンセル料や衣装代をカバーしてくれますが、ハネムーンの旅行代金は対象外。
ハネムーンを直前でキャンセルする場合は、旅行代理店や保険会社が提供する「旅行キャンセル保険」で備える必要があります。
旅行キャンセル保険では、出発前に特定の理由(病気・災害・不慮の事故など)で旅行を取りやめた場合に、キャンセル料の一部または全額を補償してくれる仕組みです。また、旅行中のケガや手荷物などのトラブルも補償してくれるプランもあります。
詳しくは、「AIG損保」のホームページをご覧ください。
結婚式とハネムーンの両方を安心して楽しむためには、それぞれに合った保険を組み合わせておくことが大切です。
オススメの結婚式保険は、こちらにまとめています。ぜひ比較検討してみてください!
保険内容は、変更される場合がありますので、保険会社の公式サイトや担当者に直接問い合わせて、最新の情報を確認するようにしましょう。
結婚式総合保険「佳き日のために」

結婚式総合保険「佳き日のために」は、あそしあ少額短期保険が提供する、日本初のブライダル保険として知られています。
「佳き日のために」は、結婚式の中止・延期に伴うキャンセル費用だけでなく、当日のトラブルにも対応しています。
掛け金によって補償額が変わる3つの保険プランがあり、それぞれの状況に合わせた保険が選べるのも魅力です。
【保険商品名】結婚式総合保険「佳き日のために」
| 保険プラン・保険料 | 補償限度額 | 利用者数 | クレカ払い対応 | 契約締切日 |
| ・58,200円プラン
・38,200円プラン ・18,200円プラン ・5,000円プラン |
・850万円
・500万円 ・150万円 ・85万円 |
約15万組 (2024年時点) |
○ | 結婚式の45日前まで |
▼「佳き日のために」をもっと詳しく知りたい方はこちら
https://bridal-hikaku.com/for-a-good-day/
ブライダル総合保険「Happy Wedding」

ブライダル総合保険「Happy Wedding」は、結婚式場アニヴェルセルなどを運営するAOKIグループ(ダブルエー少額短期保険株式会社)が提供するブライダル保険です。
【保険商品名】ブライダル総合保険「Happy Wedding」
| 保険プラン・保険料 | 補償限度額 | 利用者数 | クレカ払い対応 | 契約締切日 |
| ・Aプラン:53,600円
・Bプラン:33,600円 ・Cプラン:13,600円 ・Fプラン:6,700円 |
・850万円(A)
・500万円(B) ・150万円(C) ・30万円(F) |
非公開 | ○ | 結婚式の31日前まで |
これらに加え、全プランに+1,500円で前撮り特約オプションを追加することができます。
▼「Happy Wedding」をもっと詳しく知りたい方はこちら
https://bridal-hikaku.com/happy-wedding/
「式場向けキャンセル保険」

あんしん少額短期保険株式会社が提供する「式場向けキャンセル保険」は、結婚式場が契約者となり、新郎新婦の予期せぬキャンセルに伴う費用を補償する保険です。
新郎新婦が、挙式・披露宴当日において新郎新婦が入院中、または医師による自宅もしくは特定の場所での待機指示によるキャンセルの場合は、保険が適用されます。
「式場向け」という名前の通り、この保険は式場向けに用意されたものなので、もしこの記事を見ている方が「この保険を利用したい!」と思われましたら、この保険と契約している式場を利用するという形になります。
▼「式場向けキャンセル保険」をもっと詳しく知りたい方はこちらから
https://bridal-hikaku.com/custom/new-bridalhoken/
まとめ
今回は、ハネムーン直前に結婚式をキャンセルした場合に発生する意外な出費と、それに備える保険についてお伝えしました。
結婚式もハネムーンも、一生に一度だからこそ「もしもの出費」で水を差されたくないもの。結婚式保険で結婚式のキャンセル料を、旅行キャンセル保険でハネムーンのリスクをカバーしておけば、二人の新生活を安心してスタートできます。
せっかくの幸せな時間を心から楽しむために、ぜひ今のうちに保険という安心の準備を整えてみてくださいね。
本記事の内容は執筆時点のものです。最新情報は、各保険会社のサービスサイトをご確認ください!