
近年、テロや紛争、感染症の拡大など、予測できない出来事によって渡航中止を余儀なくされるケースが増えています。海外挙式は特別で魅力的な選択肢ですが、その一方でリスクも伴います。もし突然、結婚式がキャンセルになってしまった場合、高額な費用はどうなるのでしょうか。
今回は、海外挙式ならではのリスクと、結婚式保険の必要性について解説します。
海外挙式を考えているカップルや結婚式保険への加入を悩んでいる方の参考になれば幸いです。
※各種ブライダル保険会社によって補償内容は適時、変更されるため、加入前にはご自身で最新の情報をよく確認してください。
海外挙式が中止になる事例

海外での結婚式は、日本で行う結婚式に比べて、現地の政治情勢など日本国外の影響を受けやすいという特徴があります。現地の状況によっては、急に渡航ができなくなることもあるため、特に、外務省が出している「危険情報」や「感染症に関する情報」は、事前に確認しておくことが大切です。
例えば、政治や治安の悪化により、クーデターや紛争が発生すると、渡航禁止や退避勧告が出されることがあります。また、現地でのテロ発生や爆破予告など、安全上のリスクが高まることで、挙式どころではなくなる場合もあります。
さらに、感染症の流行によって入国制限がかかるケースもあります。過去にはパンデミックの影響で多くの海外挙式が中止や延期となりました。加えて、ハリケーンや地震、火山の噴火といった自然災害により、式場自体が使用できなくなることも考えられます。
このように、海外挙式には自分たちではコントロールできないリスクが多く存在します。どれだけ入念に準備をしていても、予期せぬ事情で中止せざるを得ない可能性があることを理解しておくことが大切です。
結婚式保険で何がカバーされる?

結婚式に関する保険を検討する際は、「どこまで補償されるのか」を正しく理解しておくことが大切です。特に注意したいのは、多くの結婚式保険は日本国内での挙式・披露宴を対象としている点です。一方で、海外挙式に行く際に加入する「海外旅行保険」は、旅行中のケガや病気、盗難などは補償されますが、挙式のキャンセル費用までは基本的に対象外となるケースがほとんどです。
そのため、海外挙式の場合は「旅行保険に入っているから安心」と考えるのではなく、結婚式そのものに関するリスクをどうカバーするかをしっかり検討する必要があります。プランナーや旅行会社に相談しながら、海外挙式でも対応可能な保険や補償内容を確認しておくと安心です。
また、保険商品によっては、天候や体調不良、突発的なトラブルなどに対応しているものもあります。補償内容や適用条件は細かく異なるため、自分たちの挙式スタイルに合ったものを選ぶことが大切です。
より詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
▶ 海外挙式を考えるなら知っておきたい「結婚式保険」活用法
なお、国内挙式向けの結婚式保険については、こちらの記事にまとめています。気になる方は、比較検討の参考にしてみてください。
※紹介している保険は主に国内の挙式・披露宴を対象としたものです。
保険内容は、変更される場合がありますので、保険会社の公式サイトや担当者に直接問い合わせて、最新の情報を確認するようにしましょう。
結婚式総合保険「佳き日のために」

結婚式総合保険「佳き日のために」は、あそしあ少額短期保険が提供する、日本初のブライダル保険として知られています。
「佳き日のために」は、結婚式の中止・延期に伴うキャンセル費用だけでなく、当日のトラブルにも対応しています。
掛け金によって補償額が変わる3つの保険プランがあり、それぞれの状況に合わせた保険が選べるのも魅力です。
【保険商品名】結婚式総合保険「佳き日のために」
| 保険プラン・保険料 | 補償限度額 | 利用者数 | クレカ払い対応 | 契約締切日 |
| ・58,200円プラン
・38,200円プラン ・18,200円プラン ・5,000円プラン |
・850万円
・500万円 ・150万円 ・85万円 |
約15万組 (2024年時点) |
○ | 結婚式の45日前まで |
▼「佳き日のために」をもっと詳しく知りたい方はこちら
https://bridal-hikaku.com/for-a-good-day/
ブライダル総合保険「Happy Wedding」

ブライダル総合保険「Happy Wedding」は、結婚式場アニヴェルセルなどを運営するAOKIグループ(ダブルエー少額短期保険株式会社)が提供するブライダル保険です。
【保険商品名】ブライダル総合保険「Happy Wedding」
| 保険プラン・保険料 | 補償限度額 | 利用者数 | クレカ払い対応 | 契約締切日 |
| ・Aプラン:53,600円
・Bプラン:33,600円 ・Cプラン:13,600円 ・Fプラン:6,700円 |
・850万円(A)
・500万円(B) ・150万円(C) ・30万円(F) |
非公開 | ○ | 結婚式の31日前まで |
これらに加え、全プランに+1,500円で前撮り特約オプションを追加することができます。
▼「Happy Wedding」をもっと詳しく知りたい方はこちら
https://bridal-hikaku.com/happy-wedding/
「式場向けキャンセル保険」

あんしん少額短期保険株式会社が提供する「式場向けキャンセル保険」は、結婚式場が契約者となり、新郎新婦の予期せぬキャンセルに伴う費用を補償する保険です。
新郎新婦が、挙式・披露宴当日において新郎新婦が入院中、または医師による自宅もしくは特定の場所での待機指示によるキャンセルの場合は、保険が適用されます。
「式場向け」という名前の通り、この保険は式場向けに用意されたものなので、もしこの記事を見ている方が「この保険を利用したい!」と思われましたら、この保険と契約している式場を利用するという形になります。
▼「式場向けキャンセル保険」をもっと詳しく知りたい方はこちらから
https://bridal-hikaku.com/custom/new-bridalhoken/
まとめ
今回は、海外挙式ならではのリスクと、結婚式保険の必要性についてお話ししました。
海外挙式は、現地の情勢や渡航制限などの影響を受けやすく、思いがけない理由で中止や延期になる可能性もあります。そうした渡航に関するリスクについては、海外旅行保険に加入しておくことで、旅費の一部などが補償される場合があります。ただし、結婚式そのものに関する補償は対象外となることが多いため、注意が必要です。
一方で、国内での挙式・披露宴については、国内向けの結婚式保険で備えることが基本となります。万が一の事態に備えて、保険の内容をしっかり確認し、ご自身の挙式スタイルに合った準備をしておくことで、金銭的な負担や不安を軽減することにつながります。
大切な一日を安心して迎えるためにも、それぞれの保険の役割を理解し、事前の備えとして検討してみてください。
本記事の内容は執筆時点のものです。最新情報は、各保険会社のサービスサイトをご確認ください!